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ペットではなく家族です。

第4章 ケンの場合



タクミ「んん…っ…」

ケン「…」


タクミが眠りについた頃
ケンはゲージを飛び出しタクミの側へ


タクミ「…ぅん…っ…」

ケン「…」


タクミは気づいてないが
ケンは毎晩、タクミの側で寝ている

だけどそれは
タクミが目を覚ますまで
恥ずかしいのかケンはタクミが目を覚ま
す前に
ゲージへ戻る

毎日、毎日


ケン「…!?」

タクミ「んん…っ…」

ケン「!!」

タクミ「んっ…逃げるなって…」

ケン「!?」


寝言だったが
タクミはケンの足を掴み
抱きしめるとそのまま眠ってしまった

こんな事は初めてで焦り戸惑うケン
だけどタクミは幸せそうに
微笑んでいた


ケン「…」


『仕方ない奴だな』
そんな感じでされるがまま
ケンはタクミの腕の中で眠りについた


そして次、目覚めた時にはケンの身に
ある驚きの変化が訪れていた
世にも不思議な…


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