秘密のおとぎ夜話
第4章 【白雪姫】お母様
まんまと姫に毒リンゴを食べさせたまでは良かったが…
小人たちに捕まったお妃は、庭の木に縛りつけられていた。
「白雪ちゃんは死んでないんだよね?」
「なぜ姫をこんな目にあわせるのですっ!?」
「それより姫が目覚める方法を教えろ、婆さん!」
小人たちが詰め寄っても、老婆に変装したお妃はククク、と笑うばかり。
掃除係の青年が、「何笑ってんだよ!」と自分より背の高いお妃の胸ぐらをつかむ。
すると…目の前には、あまりに美しい胸の谷間。
「あ?婆さんだと思ったら…おまえ、まさか」
青年が黒い衣装を引きちぎると、張りのある豊かな乳房と引き締まった腹部が月明かりにあらわになる。
黒いフードも取れて、艶やかな髪と、変装の術が解けた美貌が見えた。
お妃は不敵な笑みを浮かべて言った。
「ふ…いい気味だよ。私の幸せを奪った娘に、呪いをかけてやれてね!」
お妃の凄みのある妖艶さに一瞬気圧された小人たちが、思い出したように聞いた。
「おまえが白雪ちゃんを殺そうとしたお妃だな!」
「なんで、そんなに憎むんだ!姫には悪いところなど…」
「そうさ!無垢で純粋でお人好し、それが一番の罪なんだよ!」
お妃の吐き捨てるような叫びが夜の森に響いた。
小人たちに捕まったお妃は、庭の木に縛りつけられていた。
「白雪ちゃんは死んでないんだよね?」
「なぜ姫をこんな目にあわせるのですっ!?」
「それより姫が目覚める方法を教えろ、婆さん!」
小人たちが詰め寄っても、老婆に変装したお妃はククク、と笑うばかり。
掃除係の青年が、「何笑ってんだよ!」と自分より背の高いお妃の胸ぐらをつかむ。
すると…目の前には、あまりに美しい胸の谷間。
「あ?婆さんだと思ったら…おまえ、まさか」
青年が黒い衣装を引きちぎると、張りのある豊かな乳房と引き締まった腹部が月明かりにあらわになる。
黒いフードも取れて、艶やかな髪と、変装の術が解けた美貌が見えた。
お妃は不敵な笑みを浮かべて言った。
「ふ…いい気味だよ。私の幸せを奪った娘に、呪いをかけてやれてね!」
お妃の凄みのある妖艶さに一瞬気圧された小人たちが、思い出したように聞いた。
「おまえが白雪ちゃんを殺そうとしたお妃だな!」
「なんで、そんなに憎むんだ!姫には悪いところなど…」
「そうさ!無垢で純粋でお人好し、それが一番の罪なんだよ!」
お妃の吐き捨てるような叫びが夜の森に響いた。