秘密のおとぎ夜話
第11章 【赤ずきん】猟師の仕事
クチュ。グプ。
「んああ!! はあ、あん!」
2本のしなやかな指が、赤ずきんの粘膜を押し広げながら入ってくる。
壁にもたれて立たされ、片足を持ち上げられて、秘肉の中をゆっくりとかき回されて。
赤ずきんはまた鳴き声を上げていた。
「…どんだけ出されてんだよ。すげぇ量…」
そうつぶやく従兄の手首まで、ドロドロの粘液が滴る。
「オオカミとヒトの精液は、混ざれば不能になるの。だから、オオカミとの交わりには猟師の「予防」か「治療」が必要なのよ。」
さっきの祖母の説明が赤ずきんの頭の中で渦巻く。
つまり、お兄ちゃんとも…
あの「遊び」をするの?
いつの間にか自分よりずいぶん背が高くなってしまった従兄の顔を見上げる。
少し屈み、真剣な表情で赤ずきんの秘部をまさぐりながら、目の奥に欲情をにじませる姿は
幼いころから仲良しだった従兄とはまるで違う男のように映った。
「お、にいちゃっ…ああん!」
不安になって呼びかけた自分の声は、快楽に濡れた女の声にしか聞こえなかった。