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桜舞 〜刀剣女士、百華繚乱!〜

第2章 仲間との出逢い

「もう・・・獅子王なに女の子に負けてんの?」



まだ納得のいっていない清光に、蜜姫は小刀を投げる。


無論、反射神経のいい清光はかわしたが。


「うわっ!!危ないじゃん、何するんだよ・・・!!」


「これでも、わたしを認めませんか?」


「・・・っ」


ぐっ、と清光は押し黙る。


「俺は、まだ君を認めたわけじゃないからね・・・!!」


そう言い残し、清光は部屋へ戻ってしまった。


「あれま。清光の旦那、すねちまったな。」


そう言いながらも、楽しそうに笑う薬研。


「にしても、蜜姫・・・おまえ強えな!!俺感心したわ!!」


獅子王が親しみのこもった笑みをうかべ言った。


「前の主さまは、厳しいひとでしたから。」


そう言って、物憂げに微笑んだ。

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