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あなたと私、あと恋と

第3章 彼氏と彼女、あと名前と

まさか一日もたたずに彼氏ができるとは
まぁニセモノだけどね

「風呂わいたけどあんたが先に入っていいよ」

さっきから思ってたけど

「今更だけど名前聞いてなかった」

ずっとあんたとかキミって呼ばれてたからちょっと気になっていたのだ

「本当に今更だねまぁいいや教えてあげるよ」

なんでこの人は上から目線なんだよッ!

「僕は大元春陽、年は21歳仕事はホストやってまーす恋愛対象はどっちでもいけるクチだよ」

「キャラが決まってないの?」

「うるさいなぁ、これは仕事でのキャラだよてかあんたの名前もいいなよ」

なんだよそれ

「桜木ミサキあと二週間で25歳になりまぁすただいま無職で彼氏はさっきできましたキャハッ」

「おばさんが何言ってんの気持ち悪い」

「あんたこそ何なのよ私はまだ24歳ですぅ」

失礼でしょッ

「うるさいなぁ無職のくせに」

「私は無職でもお金はあるんですぅ 今はもってないけど…」

「なんでもってないんだよ」

「元カレがいる家に通帳を忘れてきたんですぅ」

確か明日は元カレは仕事で家にいないはず

「明日はストーカーさんに会ったあと家に通帳取りに行ってもいい?」

「別にいいよ、それと買い物にも行くから」

買い物?なにか買うのかなぁ
あっついでに服も買っちゃお!

「ラジャー」


それからあったかいお風呂に入ってふかふかのお布団でぐっすり眠りました。めでたしめでたし

そして次の日!

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