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声の魔法

第6章 いつもの朝2

目覚ましが鳴り出す前に目が覚めてしまった。

急いでテレビをつける。



私はガッカリした。そう、今日は土曜日だった。いつもの番組はやっていなかった。声が聞けると思ったのに・・・。残念。


思ってたより落ち込んでる自分にビックリする。



もう一度寝よう。ベッドに潜ると本当に眠ってしまった。


携帯電話の音で目が覚める。喜恵からの着信。なんだろ?


『もしもし?』
「めぐみ、今夜空いてる?晩御飯食べ行こうよ」と元気な声が聞こえる。
特に予定もないし、時間と場所を確認して電話を切った。


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