
LIP
第3章 初恋?
女の嘘は私にとって可愛い。
「好きだ、嫌いだ。
買った、買ってない。
言った、言ってない。」
私を深く傷つける事はない。
そもそも興味がないのか。
周りのように大きく取り乱す事はない。
けど男は
私を深く傷つけるのが得意だ。
当時は興味がない、
強がりなふりをしていたが、
イジメも父も優くんも
自分が思うより深く。
大きく。
傷を残している。
みゆ「いつか
男なんて見下すような
頼らないような。
将来の夢はバリバリ働く
キャリアウーマンになる。」
漠然としているけど、
仕事は何でも好き。
だから本気でそう思ってる。
