キミが欲しい。
第9章 stage9〜秘密の誘惑〜
「反応がバカみたいで可愛い。」
褒めているのやら、けなしているのやら..
「じゃあな。また明日。」
また明日という言葉が嬉しくてにんまりしながら家の玄関を開ける
ん?何か肝心なこと忘れてる様な..
『あっ!』
ひなのは瑠璃との関係を聞くのを忘れていたことを思いだす
『直樹くん!..あれ?』
玄関を思い切り開けたがもう直樹はいなかった
「ひなの、帰って来てるの?」
家の中から母の声がする
なんだか拍子抜けし、おずおずと玄関に入ろうとした時、コンビニでアイスを買う様頼まれる
そんな気分じゃないのにー
ちっ!と心の中でふてくされ、家族が待ち望むアイスを手に入れるためコンビニへ向かう
「いらっしゃいませー!」
笑顔が売りとでも言わんばかりの笑顔でひなのを迎え入れる
雑誌コーナーを通り過ぎようとすると、
“愛されデート服”
“可愛く決めたいベイビーフェイス”
女の子の心をくすぐる様々なワードが飛び交うファッション雑誌に目が留まり、一冊手に取る
『あたしが見る日が来るなんて..。』
自分でポツリと呟き、熟読する
今やハーゲンダッツより直樹の状態
褒めているのやら、けなしているのやら..
「じゃあな。また明日。」
また明日という言葉が嬉しくてにんまりしながら家の玄関を開ける
ん?何か肝心なこと忘れてる様な..
『あっ!』
ひなのは瑠璃との関係を聞くのを忘れていたことを思いだす
『直樹くん!..あれ?』
玄関を思い切り開けたがもう直樹はいなかった
「ひなの、帰って来てるの?」
家の中から母の声がする
なんだか拍子抜けし、おずおずと玄関に入ろうとした時、コンビニでアイスを買う様頼まれる
そんな気分じゃないのにー
ちっ!と心の中でふてくされ、家族が待ち望むアイスを手に入れるためコンビニへ向かう
「いらっしゃいませー!」
笑顔が売りとでも言わんばかりの笑顔でひなのを迎え入れる
雑誌コーナーを通り過ぎようとすると、
“愛されデート服”
“可愛く決めたいベイビーフェイス”
女の子の心をくすぐる様々なワードが飛び交うファッション雑誌に目が留まり、一冊手に取る
『あたしが見る日が来るなんて..。』
自分でポツリと呟き、熟読する
今やハーゲンダッツより直樹の状態