キミが欲しい。
第9章 stage9〜秘密の誘惑〜
ーCLUB〜zero〜
『クラブ..ゼロ⁇』
クラブって..あの?
一人でもんもんと考えていると隣の非常階段から足音が聞こえてきた
「お客様?うちのお店22時からなんですよ〜。」
身長が高く、髪も金髪のモリモリ
ビシッと決めたスーツにいかついアクセ
『ホスト..クラブ?』
え?でもだって修哉くん未成年だし..
一人でパニックになっていると
「ん?その制服..陸のとこと一緒じゃね?」
そのホストがポツリとつぶやいた
『陸?』
「正樹さーん!今から客引きとか鬼っすよー!」
そういいながら階段からぶつくさ降りて来たのは
『修哉くん!』
「ひなちゃん!」
2人で目を丸くした