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キミが欲しい。

第6章 stage6〜魔法のコトバ〜

はぁ、はぁ、はぁ。

こんなに走ったのゎいつぶりだろ。


多分体育館裏だと思うんだけど...


あたりをキョロキョロしていると栗色の髪が見えた


『直樹くん!』


ひなのは直樹に近づいていく


「こっち来んな。」

『え?』


直樹は少しうつむいていたからかひなのからはよく顔が見えない


「ひなのは誰とでもキスすんの?桂木だからキスすんの?」


ー直樹くん?


直樹はゆっくり立ち上がるとひなのに近づいていく

『キス..見てたの?あれは..突然の』
「何あれ。俺へのあてつけ?」


どうしよう。怒ってる?


直樹の冷静な態度に徐々に恐怖心を抱き始めた

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