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キミが欲しい。

第7章 stage7〜惹かれ愛、迷い愛〜

『...んっ』

ひなのはゆっくりと目を覚ます


あれ?ここ..

体育館の倉庫⁇


不思議に思い体を起こすと少し雑に止められた制服のボタン、更にブレザーがかけられていた


ズキンー


下腹部に鈍い痛みが走る


あっ、あたしさっきまで直樹くんと..


鮮明にさっきまでの記憶が思い出された


初めてだったのに不思議と怖い感覚はなかった


ただ..


「ひなの、起きた?」


横を見ると少し離れたマットの上に直樹が座っていた

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