テキストサイズ

キミが欲しい。

第7章 stage7〜惹かれ愛、迷い愛〜

『えっ?どういうこと..?』


あたしの目が悪くなければ、あれは..


ひなのの目に飛び込んで来たのは直樹に抱きつく瑠璃の姿だった


ただ抱きつくのではなく、とても大切であったものを包みこむような一生懸命な姿だった


2人の姿から目が離せない

あまりにも自然すぎて..

直樹がゆっくりと瑠璃に手を伸ばす、それ以上の光景は見たくなくて目をつむった


何..あれ。2人は知り合い?

胸がざわざわする


なんか苦しいー

ストーリーメニュー

TOPTOPへ