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キミが欲しい。

第8章 stage8〜小悪魔なアイショウ〜

勝手にしなさいと罵声を浴びせ女は消えた


それより何より


『ちょっ、離して..!』


唇の隙間からやっと声を出し引き離す


お互いの目が合い、やっと認識する


オレンジに近く、パーマがかった髪
大きく細身の体にピアスのたくさんついた耳
大きな瞳は黒目がはっきりとしていた

制服はだらしなくボタンがあいていたりしている


こいつ..いわゆるチャラ男?
そんな意識がふっとよぎる


『なんだかよくわかんないけど、離して下さい。』


がっちりガードされ、腰に回された手を振りほどこうとする


「いやー、君のおかげで助かったよ!ありがとう〜‼」

更にぎゅうと抱きしめられ、ジタバタと暴れる


「あら、可愛い反応。」


クスと耳元で微笑む音がした


「俺、仲田修哉(ナカタシュウヤ)。覚えといて。」


そう言うと耳元をカプリと甘噛みした


『んあっ!やんっ!』

ひなのの反応を確かめると更に舌を耳の穴にねじ込ませてくる


くちゅくちゅ..ぺろ


『あん..はぁ、やめ..て。くすぐったい。』


耳から段々と首筋をはって下におりてくる


ダメだって‼


ひなのはぎゅうと目をつぶる


甘い吐息がただひたすら漏れる


「ねぇ、あんた名前は?」

「高橋..ひなの。」


攻めの手を休めることなく名前を問いかける


そろそろやめてくれないと..やばい


「ひなの..お前可愛い。」


にこっと微笑むと腕がスカートの中にゆっくりと入ってきた

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