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ツインテールの君

第2章 えろかわ。



「何するんですかぁっ」

「いけない子。ぬるぬるよ……いくら純情なすみれちゃんでも、ここが濡れるのがどういう仕組みかくらいは知ってるわよね?」

「…──っ。違います!」

「あらあら、可愛い声で意地を張るのね。ちょっとお仕置きが必要かしら……」


 腰を上げ、國佳はすみれの乳首に指の腹を押しつける。円を描くように愛撫しながら、生貝のごとく柔らかな陰裂をなぞり出す。


「ゃ、はぁっ、あん……」


 じっくりと、國佳はすみれの顫える身体を後方から捕まえたまま、少女の秘境を集中的に刺戟する。


「き、生地寝かせなくちゃ、サランラップ……取りに行きますから……」


 國佳の腕から、すみれがするりと抜け出ていった。



 細い腰があえかに揺れる。すみれのしなやかに伸びた腕が、戸棚のサランラップの箱に至った。


 國佳は、クリーム色をした生地の入ったボールの中に視線を巡らす。

 バターと卵、砂糖と薄力粉の甘い匂いが、官能的な充足に火照る國佳の胸を躍らせた。

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