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ツインテールの君

第2章 えろかわ。



 特大サイズのかまくらケーキに、國佳は特によりすぐりの苺を飾りつけた。

 二つの果実を同時にさすると、まるく膨れた乳首が生クリームからちらと覗く。


「國佳様と、皆さんのっ……変態!あっ……ああんっ」

「説得力のない声ね、素敵だわ」


 心ゆくまで観賞した後、國佳は苺にかぶりついた。

 皺くちゃによがった豆粒を舌先で転がしながら、口の中で潰した果実を塗りつける。


「ひゃうんっ!あっ……はぁっ國佳様っ……せり子さん……やめ……あぁああっ」

「ケーキちゃん、一人で楽しんでいるわね……。國佳、この子、ヤって良い?」

「ケーキは食べるものだから、良い、と言いたいところだけれど……すみれちゃんは私の大事なお友達。本人の許可は必要ね」

「更級さん、私も彼女を抱きたいわ」

「……みくさんは良いんですか?」

「何度も言うけどっ、同居しているだけ……」


 せりはの手が、國佳を差し置きかまくらケーキをまさぐり出した。

 薄ピンクにまみれたサーモンピンクのコットンパールを、指の腹がくにくにこねる。


「はぅっ!」


 すみれの身体がびくんと仰け反った。


「やんっあっあっ……せり子さ……はぁうっ……」

「ほらほら、どうして欲しい?はっきり正直に言わなくちゃ、苺味のいやらしーいクリちゃんを、すみれちゃんの代わりに尋問するわよぉ?」


 せりはのもう一方の手が、すみれの下半身に伸びてゆく。

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