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小さな彼と大きな彼女

第4章 鬼ごっこ

メグミ「ん〜、ここにはいないみたいだから踏み潰そう」


...え?


《ゴゴゴゴゴゴ...》


やべぇ、揺れが変わった

多分、足を持ち上げてるんだろう

ってそれどころじゃない!!

とっとと逃げないと下敷きにされる!!


メグミ「よいしょっと!!」

《ズシィィィィィン!!!!》


うわあぁぁぁっ!!

く、くそっ

風圧のせいで飛ばされた

幸い、下敷きにされずに済んだが、さっきまでいたビルが跡形もなく潰れている

よ、容赦ねぇ...

...というかここどこだ?

なんか駅っぽいところまで飛ばされたが、匂いがキツイな...


メグミ「アキラくん♪出ておいで♪」


っ!?

ここはメグミの足元か!!

は、早く隠れないと...


メグミ「あ、アキラくん見つけた♪」


くそっ、見つかった!

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