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小さな彼と大きな彼女

第4章 鬼ごっこ

メグミ「ほらほら、アキラくん。早く逃げないと捕まっちゃうよ?」

《ズシィン!!ズシィン!!》


くそっ!!

逃げようとしても揺れるから上手く逃げられない!!

でも、もう少しで駅のホームに付く!!

頑張ろう!!


《ズシィン!!》

アキラ「うっ!?」


しまった!!

メグミの足で道が塞がれた

辺りが甘酸っぱい匂いがする


メグミ「ふふっ、アキラくん。大人しくしてね?」


やばいな...

もう片方の足が迫ってきてる

だが...


アキラ「そこだっ!!」


横はがら空き

すぐに走ってホームへと回り込む


メグミ「ふふっ、罠だよ?」

アキラ「!?」


や、やべぇ...

今度は駅ごと座って潰す気だ...

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