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智「っ、はぁ、はぁっ」

B「あ、あぁ…、いてぇ…」


こら暴れるな、落ち着けと結局は二人に押さえ付けられた。


A「無駄に体力を使うな…っ、はあっ、はっ」

智「っ、お、俺も疲れたけど、そっちも疲れただろ…」

B「ふっ…、話し方が素になってるじゃねえか」

A「どうやらいつもの余裕が無くなった様だな…」


折角解放された腕はまたもや力で捩じ伏せられ、身動きが取れない事に変わりは無かった。


智「離してよ」

A「ふふ、その話し方もいいな…」

B「こんな成瀬初めて見るな…。なんか、感動するよ…」

智「なんなのお前、バカでしょ」


ベッドに張り付けられたまま生意気な言葉を吐く。


B「ぐ…っ、か、可愛いじゃねえか…」

A「くくっ、先輩に向かってバカとは…。お前、そんなキャラだったのか」

智「いつも思ってた事だよ。それを口にしただけだ」

A「ははははっ」

智「お前もだよ？」

A「なんだと」


あ、やべえ、言い過ぎたかと思った時は既に遅かった。


智「んんっ」

A「そんな口叩けない様にしてやるよ」

B「今度は乱れる成瀬を見せてくれよ…」


俺は悪態を付く唇を塞がれる。
それと同時に腰に手が伸ばされ下着ごとズボンを引っこ抜かれた。


智「んんっ、やめ…っ」


下半身が外気に晒され恥ずかしくなった。
俺は足をギュッと閉じ、力を込める。


A「そんな格好じゃ恥ずかしいか？じゃあこれも脱がせてやるよ」


俺からワイシャツを剥ぎ取る。
すると、Aは素っ裸にされた俺の後ろに回り込み俺の背凭れになった。

その背凭れは俺の胸に手を伸ばす。


智「っ、」

A「すげえ敏感になってるじゃねえか」


胸の突起を摘ままれただけなのに、俺の身体はビクッと震えた。
その瞬間、弛んだ足を割り開き、Bが俺の足の間に滑り込む。


智「んん…っ、や、ど、どけ…っ」

B「ああ、その顔…。ずっと見てたいなぁ…」


俺の前を擦り始めたBを睨み付ける。

Aに羽交い締めにされながら胸を弄られ、俺の足の間に顔を出すBを、俺は眉を歪ませ目を細めたまま睨んだ。


智「…っ、お、お前、鼻血出てるぞ…」


あ、本当だとテイッシュで鼻を押さえながらも俺の前を擦り続ける。



思いっきりパンチ喰らわしてやったからな

それにしてもタフな奴だ…