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智「はぁ、はぁっ、ん、ぁ」


なんだよアイツ、じとーっと見やがって。
俺がこんな事になってるってのに、何を冷静に見てるんだ。


智「んん…っ、く」


気持ちいい様に見えてるんだろうな。
社長の鼻息なんて凄まじい。
だけど決して快楽に溺れている訳じゃない。
勝手に反応する身体を抑えるのに必死なんだ。


社「汗が凄いな成瀬…」


カチャカチャと俺のベルトを弄り、ズボンに手を掛ける。


智「あ…、やめ…っ」


腰を捩って脱がされるのを拒否する。
だけどそれもまた煽られるのか、社長の鼻息は一際荒くなった。


社「私に任せろ。こんなんじゃ、辛いだろう？」

智「んん…っ」


脱がし掛けたズボンの中に手を入れ、俺の中心を掴む。
反応なんてしたくなくても、騒いだ血液はとっくに俺の下半身に集中していたんだ。


社「素直になった方がいいぞ。身体だって正直に反応をしている」

智「そっ、それは、僕の意思じゃ…」


俺の中心を擦られながら、俺はBの様子を伺う。
社長の後ろから俺に合図をくれるBは、社長の後頭部を睨み付けていた。


まだ、写真は撮れていないみたいだな。
何々、もう少し粘れと、そう言っているのか。


智「あ、ぁ、社長っ、は、離して…っ」


ビクビクと震える俺の願いを聞き入れた様に、社長は俺から離れた。


社「ふふ、まだまだ時間はたっぷりあるんだ。何も急ぐ事は無いな」



解放され、ぐったりと横たわる俺にBGをあてがう。



智「しゃ、社長？」

社「お前がどんな顔をするのか、見たいんだよ」


傍観者の立場で見るのは堪らないんだよと、瞳をギラギラと揺らしながら俺に言ってのけた。


智「え…、ちょ」


社長に顎で指示を受けたBGは俺の上にのし掛かる。
屈強そうなBGは、一人でも十分に俺を押さえられるだろうに、二人掛かりで俺をいたぶり始める。


智「…っ、は」


俺の苦痛に歪んだ顔を、社長は舐めるように見る。

顎から滴る汗を、うっとりとした視線で追う。


抵抗して突っ張らせる俺の身体を嘲笑うかの様に、足を組みながら眺めていた。