無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

智「はぁっ、ぁ…」


そのしつこい愛撫に喘ぎながら、俺は解かれていく。


翔「あ…」


硬くなっている翔をそっと触った。


翔「…っ、さ、智くん」


一生懸命愛撫してくれる翔が、とても愛しく思えた。


翔「だ、駄目だよ、そんな事したら…」


与えられるだけじゃなくて、与えたいと思ったんだ。


智「触らせて…」


俺を感じて。
俺を感じて、気持ちよくなって。


翔「…っ」

智「ん…」


ゆっくりと翔を擦ると、翔も俺を擦るんだ。
互いの身体は熱くて、荒い呼吸を吐き合う。


智「翔くん、熱い…」

翔「智くんもだよ…」


同じなんだ。
俺の感じた事を、翔も感じる。
それだけで俺は、嬉しくなる。


翔「…っ、ちょ、俺、もう駄目…」


切羽詰まった翔の声もいいな。
低くてセクシーで、その声を聞くと俺の脳は痺れるんだ。


翔「あっ…？」


すかさず翔の懐へ潜り込んだ。
その熱くて苦しそうな翔を口に含む。


翔「だ、駄目だって、そんな事したら本当にもう…っ」


もっとだよ。
もっと俺を感じて。


智「我慢しなくていいよ…」

翔「駄、目だって…」


熱を持った瞳を俺にぶつけるんだ。
焦る翔の顔を見るだけで、俺は疼く。


翔「さっ、智くん、もう…」


俺は夢中になるんだ。
もっとその声を聞きたくて、もっと熱い瞳を見たくて。


翔「く…っ…」


翔の熱が俺に入ってくる。



俺はその熱を、自分の中に閉じ込めるんだ。



翔と、融合する。