テキストサイズ

排球部のsex事情

第1章 菅原とマネの場合。

「え、え…?」

「責任、とれよな?」

孝支がわたしを押し倒す。

「きゃっ…こ、孝支…?」

孝支が望んでいることなんてもう高校生だからわかる。

まだなんの経験もない私。

怖い?悲しい?怒り?

ううん、わからない。

怖いっていう気持ちもあるのに…どうして…?

…どうして…さっきのキス以上を求めているの?

…いつもいつもわたしを助けてくれる優しい孝支。

クラスでもみんなから愛されててしっかりしてる孝支。

いつも人のために動く孝支を、わたしは毎日眺めていた。

副主将で、進学を目指すなんてキツイはずなのにそんなとこ全く見せない。

なんで…孝支はこんなに強いんだろう。

孝支みたいになりたい。

孝支…孝支が好き

…あれ…わたし…なんでこんなこと…

わたし…

「わ、わたし…孝支がすきなのかなぁ…」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ