
教団 アノニマス
第1章 罪と罰
トイレに行こうと、そっと部屋を出た。
実際にはトイレは一階にあるのだが、地下室まで下りてしまった。
地下室には扉があり、扉の上部には磨りガラスが嵌め込まれていて、そこから室内の灯りが洩れている。
社長にトイレの場所を教えて貰おうと思い、そっと扉を開けて見るとソファの上で社長と三上が抱き合っていた。
社長が下になり、三上が覆い被さっている。
愛留は、衝撃を受けた。社長は、ホモセクシャルだったのだ。
どうりで、女性の言葉を使っていた意味が分かった。
同性愛者という言葉は愛留も知っていたが、現実に目の前で見たのは初めてだった。
だが、二人共同性愛者ならばセクハラも受ける事なく、襲われる事も無い。
ショックな事実であったが、逆に奇妙な安心感に安堵したのだ。
地下室の扉を閉めて、トイレに行かず3階の部屋に戻った。
実際にはトイレは一階にあるのだが、地下室まで下りてしまった。
地下室には扉があり、扉の上部には磨りガラスが嵌め込まれていて、そこから室内の灯りが洩れている。
社長にトイレの場所を教えて貰おうと思い、そっと扉を開けて見るとソファの上で社長と三上が抱き合っていた。
社長が下になり、三上が覆い被さっている。
愛留は、衝撃を受けた。社長は、ホモセクシャルだったのだ。
どうりで、女性の言葉を使っていた意味が分かった。
同性愛者という言葉は愛留も知っていたが、現実に目の前で見たのは初めてだった。
だが、二人共同性愛者ならばセクハラも受ける事なく、襲われる事も無い。
ショックな事実であったが、逆に奇妙な安心感に安堵したのだ。
地下室の扉を閉めて、トイレに行かず3階の部屋に戻った。
