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カラ松girlの小話部屋

第12章 店員カラ松さんと大学生一松の話 ①



丁寧でいながら、テキパキとした動きで、あっという間に列が前に進む。


あと一人、次は俺の番。
なんか妙に緊張する。


「いらっしゃいませ!大変お待たせいたしました!」


深々と頭を下げられると、なんか申し訳なくなる。


何て言うか、手早いというより、楽しそう。
楽しそうといっても、遊んでいるわけではなく、レジを打ちながら鼻歌でも飛び出しそうなかんじ。


「合計で4685円頂戴いたします。」


細かいのがなかったから、5000円札で払った。



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