ぜんぶ二人ではじめて
第8章 告白フェスティバル.
side 泰宏
市川さん家に泊まることになった!
みんなでだけど。
緊張する……
昌樹と彩月は付き合ってるけど、オレと市川さんは……
どうなんだ?
市川さんのこと、好きだってことは、昌樹にはバレてる。
多分、昌樹経由で彩月にもバレてる。
市川さんの方見ると、市川さんとも目が合うけど、彩月とも目が合うもんな。
その時、ニヤッて笑うんだよな、彩月。
まるで、何でも分かってるよーって言われてるような気分だ。
市川さん家のガレージで花火をした。
手持ちの花火の締めは、線香花火。
市川さんが、座って線香花火をしているときの、その横顔が、とてもキレイで驚いた。
ただただ可愛いって今までは思ってたけど、キレイだなって……。
こういう一面まで持ってたら、そりゃぁ、モテるわな。
この前、三年生のトイレの前を通りかかった時、
「一年で一番可愛いのは誰だと思う?」
って話してて、そこにいた全員が
「市川七海!」
って答えてた。
で、
「もしも七海が彼女だったら、まず、何したい?」
って質問してて、
「セクシー下着着せたい!」
「おっぱいに顔埋めたい!」
次々とエロい話題に広がっていって、オレは心底心配になった。
別に市川さんが軽く見られてるとかではない。
市川さんの可愛い顔と、抜群のスタイルのせいで、そういう方向に持っていかれてしまうんだと思う。
そんな出来事も昌樹に話した。
そして、俺と市川さんが今、友達以上恋人未満の関係であることも話した。
「へぇー……じゃあ、市川さんと手繋いだの?」
「う、ん。まぁ……な。」
なんだ?この空気。
昌樹に圧されてる!?
「まさか!キスはしてないよね?」
「!ん?」
「したの?」
「首にな。」
「首っ?エロっ!何で?どうなってそーなるの?」
晃くんと輝くんのことも話した。
「じゃあ、抱き合ったの?」
「誰と?」
「ヤスくんと市川さん。」
お前…なんで輝くんの話の後にそうなるんだよ?まぁ、だいたい言いたいことは分かるが。
「抱き合うのは何度かある。」
「マッジ?」
「あぁ。」
「もう、告白しちゃいなよ。」
「首にキスしたとき、予約はしといた。」
「いや、市川さん、超鈍感そうだし。気がつかないでしょ、そーゆーの。」
「やっぱ?」
「うん!」
市川さん家に泊まることになった!
みんなでだけど。
緊張する……
昌樹と彩月は付き合ってるけど、オレと市川さんは……
どうなんだ?
市川さんのこと、好きだってことは、昌樹にはバレてる。
多分、昌樹経由で彩月にもバレてる。
市川さんの方見ると、市川さんとも目が合うけど、彩月とも目が合うもんな。
その時、ニヤッて笑うんだよな、彩月。
まるで、何でも分かってるよーって言われてるような気分だ。
市川さん家のガレージで花火をした。
手持ちの花火の締めは、線香花火。
市川さんが、座って線香花火をしているときの、その横顔が、とてもキレイで驚いた。
ただただ可愛いって今までは思ってたけど、キレイだなって……。
こういう一面まで持ってたら、そりゃぁ、モテるわな。
この前、三年生のトイレの前を通りかかった時、
「一年で一番可愛いのは誰だと思う?」
って話してて、そこにいた全員が
「市川七海!」
って答えてた。
で、
「もしも七海が彼女だったら、まず、何したい?」
って質問してて、
「セクシー下着着せたい!」
「おっぱいに顔埋めたい!」
次々とエロい話題に広がっていって、オレは心底心配になった。
別に市川さんが軽く見られてるとかではない。
市川さんの可愛い顔と、抜群のスタイルのせいで、そういう方向に持っていかれてしまうんだと思う。
そんな出来事も昌樹に話した。
そして、俺と市川さんが今、友達以上恋人未満の関係であることも話した。
「へぇー……じゃあ、市川さんと手繋いだの?」
「う、ん。まぁ……な。」
なんだ?この空気。
昌樹に圧されてる!?
「まさか!キスはしてないよね?」
「!ん?」
「したの?」
「首にな。」
「首っ?エロっ!何で?どうなってそーなるの?」
晃くんと輝くんのことも話した。
「じゃあ、抱き合ったの?」
「誰と?」
「ヤスくんと市川さん。」
お前…なんで輝くんの話の後にそうなるんだよ?まぁ、だいたい言いたいことは分かるが。
「抱き合うのは何度かある。」
「マッジ?」
「あぁ。」
「もう、告白しちゃいなよ。」
「首にキスしたとき、予約はしといた。」
「いや、市川さん、超鈍感そうだし。気がつかないでしょ、そーゆーの。」
「やっぱ?」
「うん!」