ぜんぶ二人ではじめて
第9章 お泊まり会・1
ダイニングテーブルに並べられた料理……
スクランブルエッグ
ウインナー
サラダ
スープ
ロールパン
うまそうだ!
「市川さん、ありがとう。」
俺が伝えると、
市川さんがめちゃくちゃ可愛い笑顔で、
「ヤスくん、二人にお説教してるの、お父さんみたいだった。」
と言って笑い出した。
「お父さんかよ?」
「うん!アハハ」
でも、可愛くて、
「七海ちゃんてほんと、可愛いよね!」
彩月までそう褒めてしまうくらいだった。
朝ごはん中に、市川さんが、
「そういえば、昨夜、私、ちゃんとベッドにいってから寝たの?記憶になくて……」
と、聞いてきた。
俺が真実を伝えるべきか悩んでると、
「昨夜は二人とも俺たちの肩にもたれて寝ちゃったから、俺たちがベッドに運んだんだよ。」
と、昌樹が暴露した。
「えー?そーだったの?何もしなかった?」
と、彩月。
「しなかったよ。」
と、昌樹。
してたじゃん!とは言わないでおこう。
「ヤスくんが私のこと運んでくれたの?」
と、市川さん。
「う、うん。」
「ごめんね。重たくなかった?」
「全然。大丈夫だよ。」
「恥ずかしいなぁ。」
そう言って頬を赤く染める市川さん。
「何が?」
俺は市川さんの胸元と寝顔を思い出していた。
エロい顔にならないように気を付けないと!
スクランブルエッグ
ウインナー
サラダ
スープ
ロールパン
うまそうだ!
「市川さん、ありがとう。」
俺が伝えると、
市川さんがめちゃくちゃ可愛い笑顔で、
「ヤスくん、二人にお説教してるの、お父さんみたいだった。」
と言って笑い出した。
「お父さんかよ?」
「うん!アハハ」
でも、可愛くて、
「七海ちゃんてほんと、可愛いよね!」
彩月までそう褒めてしまうくらいだった。
朝ごはん中に、市川さんが、
「そういえば、昨夜、私、ちゃんとベッドにいってから寝たの?記憶になくて……」
と、聞いてきた。
俺が真実を伝えるべきか悩んでると、
「昨夜は二人とも俺たちの肩にもたれて寝ちゃったから、俺たちがベッドに運んだんだよ。」
と、昌樹が暴露した。
「えー?そーだったの?何もしなかった?」
と、彩月。
「しなかったよ。」
と、昌樹。
してたじゃん!とは言わないでおこう。
「ヤスくんが私のこと運んでくれたの?」
と、市川さん。
「う、うん。」
「ごめんね。重たくなかった?」
「全然。大丈夫だよ。」
「恥ずかしいなぁ。」
そう言って頬を赤く染める市川さん。
「何が?」
俺は市川さんの胸元と寝顔を思い出していた。
エロい顔にならないように気を付けないと!