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ぜんぶ二人ではじめて

第10章 ドキドキの夏休み

キャンプ場に着いた。

コテージを確認する。

「え?二段ベッド2つじゃねーの?」

「ん?そう書いてあったけど?受付に確認してくるよ。」

そう言って昌樹くんが確認に走った。

コテージのベッド……セミダブル2つ……

しかも端と端に……

「心配しないで!私は昌樹と寝るから。」

なんて冗談ぽく言う、彩月ちゃん。

「ばっか!お前、俺と市川さんで寝ろってのかよ。」

「だって、ヤスくん175くらいあるでしょ?昌樹も174だよ?そんな大男二人があのセミダブルで寝れるとは思えないよ?」

確かに……。

「確かに暑苦し……」

「私は……良いよ。ヤスくんとで……その……ヤスくんさえ良ければ……だけど……」

どうしてそんなこと言ったのか分からない。

でも、ヤスくんと一緒にいたい……

そう思って……

「七海ちゃん!大胆っ!」

「市川さん!……じゃあこのあと思いっきりくたくたになるまで遊ぼうね?」

「ん?うん。」

真っ赤になりながら強めにそう言った。

その意図は分からないけど……

「お待たせ。二段ベッド、老朽化が進んでたから取り替えたんだってー。」

昌樹くんが言う。

「昌樹、大丈夫。七海ちゃんとヤスくん、一緒に寝るって!」

「へ?マジで?」

「問題解決!あ。七海ちゃん!」

「ん?」

「パレオ曲がってる。やり直してあげる。」

「あ、ありがとう。」

彩月ちゃんに言われて、結び目を取ろうと二人で頑張ったけど、とれなくて……

「ヤスくん!どんだけバカ力で結んだのよ?」

彩月ちゃんに言われて結び目を取る、ヤスくん。

「そんなにきつかったか?ほら。すぐ取れるじゃん。」

そう言ってすぐ取れたんだけど、パレオを押さえてなかったから、床に落ちて……中のビキニが丸見え!

「あ!やだぁ。」

恥ずかしいから隠してたのに!

急いでパレオを拾って隠す。

ヤスくんも昌樹くんも真っ赤になってた。

ムダに大きいんだもん、おっぱい。

「良いじゃん!七海ちゃん、見せてあげなよ?!」

彩月ちゃんが、そそのかす。

「なーんて。冗談だよ。パレオつけてあげる。」

「ありがと。」

そう言って、サッとパレオをつけてくれた。

ムギュッ!

いきなり後ろから彩月ちゃんがおっぱいを揉んだ!

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