ぜんぶ二人ではじめて
第10章 ドキドキの夏休み
どうしよぅ……。
あんなに仲良かったのに。
私に輝くんが抱きついたことで、
私が許してないから、
みんな許さないって……
私、別に許してないわけじゃないんだけど……
輝くんが何度も話しかけようとするのは分かってた。
でも、怖いんだもん。
避けたくもなるよ。
ただ、そうしていても始まらないのは分かってるけど。
もう、何ヵ月もムシしてる。
そろそろちゃんと話さないとなー。
新しい席について、私は浮かれ気分!
と、手放しでは喜べないでいた。
ヤスくんが、こんなに近くにいる!
わけもなく、
ドキドキする。
「市川さん、輝くんと話してないの?」
ヤスくんが言う。
「あ。うん。」
「怖い?」
「うん。」
「輝くん、謝りたいんじゃない?」
「うん。そうかも。」
「一対一が怖いなら、オレで良ければ付き合うよ?」
「でも……迷惑じゃない?」
「市川さんのことで迷惑なんて感じないよ。」
ヤスくんがそう言って、ニコッて笑った。
その笑顔がキラキラしてて、
ドキドキ!
「……ありがとう。」
真っ赤になって言う。
「あ。いや。心配だからさ。」
「うん。」
「いつでも頼ってね?」
「ありがとう。」
ヤスくんに本当は頼りたいけど、
自分のことだもん。
ちゃんと解決しなきゃ!
あんなに仲良かったのに。
私に輝くんが抱きついたことで、
私が許してないから、
みんな許さないって……
私、別に許してないわけじゃないんだけど……
輝くんが何度も話しかけようとするのは分かってた。
でも、怖いんだもん。
避けたくもなるよ。
ただ、そうしていても始まらないのは分かってるけど。
もう、何ヵ月もムシしてる。
そろそろちゃんと話さないとなー。
新しい席について、私は浮かれ気分!
と、手放しでは喜べないでいた。
ヤスくんが、こんなに近くにいる!
わけもなく、
ドキドキする。
「市川さん、輝くんと話してないの?」
ヤスくんが言う。
「あ。うん。」
「怖い?」
「うん。」
「輝くん、謝りたいんじゃない?」
「うん。そうかも。」
「一対一が怖いなら、オレで良ければ付き合うよ?」
「でも……迷惑じゃない?」
「市川さんのことで迷惑なんて感じないよ。」
ヤスくんがそう言って、ニコッて笑った。
その笑顔がキラキラしてて、
ドキドキ!
「……ありがとう。」
真っ赤になって言う。
「あ。いや。心配だからさ。」
「うん。」
「いつでも頼ってね?」
「ありがとう。」
ヤスくんに本当は頼りたいけど、
自分のことだもん。
ちゃんと解決しなきゃ!