ぜんぶ二人ではじめて
第12章 特別扱い
まだ昼前。
じぃちゃんは呼びにいかないとちゃっかりご飯ご馳走になってくるから困ったもんだ。
「こんにちはー!」
私は、ドキドキをおさえて声をあげた。
もう、気まずくて話せないなんて言ってらんないぞ!
そう思って待ってた。
すると中で、
バタン!ドタン!
と、大きな物音が。
そして間もなく、
「はい?」
と、ヤスくんが現れた!
「大丈夫?」
「何が?」
「音……大きかったから……」
まともに話すのは一週間ぶり。
「あぁ。ドアが立て付け悪いんだよ。」
「そう。あ!うちのおじいちゃん、お邪魔してないかな?」
「あぁ。来てるよ。まぁ、市川さんも上がりなよ。」
「えっ?私はおじいちゃんを呼びに来ただけで……」
「うちのじぃちゃんが市川さんに会いたがってるんだよ。」
「そうなの?……それじゃぁ、お邪魔します。」
うそー!
ヤスくん家にお邪魔しちゃった!
ドキドキする!
嬉しい展開!
じぃちゃんは呼びにいかないとちゃっかりご飯ご馳走になってくるから困ったもんだ。
「こんにちはー!」
私は、ドキドキをおさえて声をあげた。
もう、気まずくて話せないなんて言ってらんないぞ!
そう思って待ってた。
すると中で、
バタン!ドタン!
と、大きな物音が。
そして間もなく、
「はい?」
と、ヤスくんが現れた!
「大丈夫?」
「何が?」
「音……大きかったから……」
まともに話すのは一週間ぶり。
「あぁ。ドアが立て付け悪いんだよ。」
「そう。あ!うちのおじいちゃん、お邪魔してないかな?」
「あぁ。来てるよ。まぁ、市川さんも上がりなよ。」
「えっ?私はおじいちゃんを呼びに来ただけで……」
「うちのじぃちゃんが市川さんに会いたがってるんだよ。」
「そうなの?……それじゃぁ、お邪魔します。」
うそー!
ヤスくん家にお邪魔しちゃった!
ドキドキする!
嬉しい展開!