ぜんぶ二人ではじめて
第15章 発表会!.
「何?何かされた?大丈夫?」
ヤスくんが心配してくれる。
「大丈夫だよ。何もされてないよ。」
「男5人で女の子一人と、ただ話すにしても威圧感あると思わない?」
ヤスくんが晃くんたちに聞いた。
「そうだな。ゴメン。オレらの話、ヤスくんも聞いてくれないかな?」
と、提案してきた。
「あぁ。聞くよ。」
そして、彼らがファンクラブを作って密かに活動していたことを話した。
「ハグさせてもらうのって、ダメかな?」
まだ言ってる!
「ダメって言ってるでしょ?」
「ダメに決まってるじゃん!」
私とヤスくんがむきになって答えた。
「だよなぁ……」
肩を落とす五人。
そして、
「ヤスくんと市川は付き合ってるの?」
と、ヤスくんに同じ質問をした。
「あぁ。付き合ってるよ。」
間髪入れずにヤスくんが答えた。
「ファンクラブなら、ナナちゃんの幸せを願ってよ。輝くんみたいに抜け駆けもなし!」
ハグ宣言にヤスくんはちょっとムカついたみたい。
そのあと、なんとか和解して、
ストーカー行為は絶対しないこと!
隠し撮りも絶対しないこと!
私たちが付き合ってることをむやみに言わないこと!
握手以外求めないこと!
それを約束させて、ファンクラブは、私を守る護衛のような形として、存続することになった。
ヤスくんが心配してくれる。
「大丈夫だよ。何もされてないよ。」
「男5人で女の子一人と、ただ話すにしても威圧感あると思わない?」
ヤスくんが晃くんたちに聞いた。
「そうだな。ゴメン。オレらの話、ヤスくんも聞いてくれないかな?」
と、提案してきた。
「あぁ。聞くよ。」
そして、彼らがファンクラブを作って密かに活動していたことを話した。
「ハグさせてもらうのって、ダメかな?」
まだ言ってる!
「ダメって言ってるでしょ?」
「ダメに決まってるじゃん!」
私とヤスくんがむきになって答えた。
「だよなぁ……」
肩を落とす五人。
そして、
「ヤスくんと市川は付き合ってるの?」
と、ヤスくんに同じ質問をした。
「あぁ。付き合ってるよ。」
間髪入れずにヤスくんが答えた。
「ファンクラブなら、ナナちゃんの幸せを願ってよ。輝くんみたいに抜け駆けもなし!」
ハグ宣言にヤスくんはちょっとムカついたみたい。
そのあと、なんとか和解して、
ストーカー行為は絶対しないこと!
隠し撮りも絶対しないこと!
私たちが付き合ってることをむやみに言わないこと!
握手以外求めないこと!
それを約束させて、ファンクラブは、私を守る護衛のような形として、存続することになった。