テキストサイズ

ぜんぶ二人ではじめて

第15章 発表会!.

ナナちゃん!

ナナちゃん!

ナナちゃん!

何かされてたらどうしよう!

いくら助けたくても5人相手は……

でも!

オレが守らないと!

ナナちゃん!

無事でいて!

静かな廊下を走って向かう。

階段は二段とばし!

ナナちゃん!

ガラッ!

音楽室に着いた。

あ!

ナナちゃんがバルコニーのところで五人に囲まれている!

「ナナちゃん!」

「ヤスくん……」

何で泣きそうなんだよ?

「何かされた?大丈夫?」

「大丈夫だよ。何もされてないよ。」

「ナナちゃん……。男五人で女の子一人とって、威圧感あると思わない?」

オレはこれでもムカついてる。

心配したよ。

良かった。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ