ぜんぶ二人ではじめて
第15章 発表会!.
ハグしたい?
そりゃ、したいだろうけど……
ダメに決まってるじゃん!
ナナちゃんのこと抱き締めると、守ってあげたくなる気持ちになる。
それを高めて良いのは、彼氏の俺だけだから!
まぁでも……
ファンクラブ???
マジで?
すごくね?
「一つ、約束してほしい。」
「ヤスくん?」
「ファンクラブでいて良いから、ナナちゃんの親衛隊として活動してほしい。」
「分かった。護るってことね。」
「そう。もし、また誰か、ナナちゃんに万が一迫ったりしたら、解散ね?」
「……分かった。約束する。」
ストーカー行為と隠し撮りはしない、俺たちが付き合ってることもむやみに言いふらさないことも約束してくれた。
ひょっとしたら強い味方かもしれないな。
ナナちゃん、すごいな。
可愛いし。
鈍感だし。
ちょっとドジだし。
料理うまいし。
音楽的センス、バッチリだし。
自分にも友達にも素直だし。
モテるの分かる。
これからもきっと、ナナちゃんに言い寄ってくるヤツ、いるだろうな。
誰かにとられないように頑張らないとな。
そう、思っていた。
そりゃ、したいだろうけど……
ダメに決まってるじゃん!
ナナちゃんのこと抱き締めると、守ってあげたくなる気持ちになる。
それを高めて良いのは、彼氏の俺だけだから!
まぁでも……
ファンクラブ???
マジで?
すごくね?
「一つ、約束してほしい。」
「ヤスくん?」
「ファンクラブでいて良いから、ナナちゃんの親衛隊として活動してほしい。」
「分かった。護るってことね。」
「そう。もし、また誰か、ナナちゃんに万が一迫ったりしたら、解散ね?」
「……分かった。約束する。」
ストーカー行為と隠し撮りはしない、俺たちが付き合ってることもむやみに言いふらさないことも約束してくれた。
ひょっとしたら強い味方かもしれないな。
ナナちゃん、すごいな。
可愛いし。
鈍感だし。
ちょっとドジだし。
料理うまいし。
音楽的センス、バッチリだし。
自分にも友達にも素直だし。
モテるの分かる。
これからもきっと、ナナちゃんに言い寄ってくるヤツ、いるだろうな。
誰かにとられないように頑張らないとな。
そう、思っていた。