ぜんぶ二人ではじめて
第16章 密着
「お待たせ!」
明るく声をかける彩月ちゃん。
本当に照れてるの?
本当に尊敬する。
「彩月!可愛いじゃん!」
昌樹くんが間髪入れずに誉める!
「ヤスくん……」
私は彩月ちゃんの影から声をかけた。
「ナナちゃん!」
恥ずかしくて、視線を反らす。
「可愛いよ。ナナちゃん!似合ってるよ。」
ヤスくんが優しい言葉で包んでくれた。
でも、ヤスくんの裸にものすごくドキドキして、ちゃんと目線を合わせられない。
「ありがと。」
うつむいて、やっと言えた。
「二人を待つ間に浮き輪、借りてきたよ!」
そう言って、大きな浮き輪を2つ差し出した。
「ありがとー」
始めは、流れるプールに。
浮き輪の外側に二人で捕まりながら、漂う。
気持ち良い!
「ヤスくんは泳ぐの得意だよね?」
「あぁ。好きだよ。ナナちゃんは得意ではないの?」
「うーん。長く泳いだりはできないけど、それなりには泳げるよ。得意ってほどではないかな。」
ニコニコ笑顔で話す。
「ナナちゃんは自転車以外に何が苦手なの?」
ヤスくんが素朴な疑問をぶつける。
「絵を描いたり、何か作ったりすることかな。不器用なんだよ。」
「そうなの?」
「うん。だから、美術と技術は最悪だよ。」
「そうかぁ。なんか意外!逆に得意なのは?」
「料理と音楽かな。」
「すげぇ、才能で生きてるんだね!」
そう言うから思わず、笑ってしまった。
「ヤスくん、浮き輪の中に入っても良い?」
「良いよ。こっち、おいで?」
差し出された手に捕まった。
ドキドキが!
止まんないよぉ。
明るく声をかける彩月ちゃん。
本当に照れてるの?
本当に尊敬する。
「彩月!可愛いじゃん!」
昌樹くんが間髪入れずに誉める!
「ヤスくん……」
私は彩月ちゃんの影から声をかけた。
「ナナちゃん!」
恥ずかしくて、視線を反らす。
「可愛いよ。ナナちゃん!似合ってるよ。」
ヤスくんが優しい言葉で包んでくれた。
でも、ヤスくんの裸にものすごくドキドキして、ちゃんと目線を合わせられない。
「ありがと。」
うつむいて、やっと言えた。
「二人を待つ間に浮き輪、借りてきたよ!」
そう言って、大きな浮き輪を2つ差し出した。
「ありがとー」
始めは、流れるプールに。
浮き輪の外側に二人で捕まりながら、漂う。
気持ち良い!
「ヤスくんは泳ぐの得意だよね?」
「あぁ。好きだよ。ナナちゃんは得意ではないの?」
「うーん。長く泳いだりはできないけど、それなりには泳げるよ。得意ってほどではないかな。」
ニコニコ笑顔で話す。
「ナナちゃんは自転車以外に何が苦手なの?」
ヤスくんが素朴な疑問をぶつける。
「絵を描いたり、何か作ったりすることかな。不器用なんだよ。」
「そうなの?」
「うん。だから、美術と技術は最悪だよ。」
「そうかぁ。なんか意外!逆に得意なのは?」
「料理と音楽かな。」
「すげぇ、才能で生きてるんだね!」
そう言うから思わず、笑ってしまった。
「ヤスくん、浮き輪の中に入っても良い?」
「良いよ。こっち、おいで?」
差し出された手に捕まった。
ドキドキが!
止まんないよぉ。