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ぜんぶ二人ではじめて

第17章 懺悔

今までにないくらいの……抱擁……。

肌の密着が半端じゃない!

見つめあう時間がゆっくり流れる。

ナナちゃん……

こんなに人を好きになる日がくるなんて、夢にも思わなかったよ。

ナナちゃん……

不意にナナちゃんが

「ヤスくん……好き……」

ドッキーン!!!

やべぇ……

すっげぇ可愛い!

ナナちゃんから言ってくれるなんて、すごく嬉しい!

「オレも。ナナちゃん。好きだよ!」

潤んだ瞳で見つめる、ナナちゃん。

ナナちゃんの鼓動を感じる。

いや、オレの鼓動かもしれないけど。

二人ともバクバクいっていた。

ナナちゃんのピンクの唇が目の前にある!

頭の中で、何度も呼ばれた「ヤスくん……」が、こだまする。

「キスしたい。……良い?」

聞いてしまった。

「うん……。」

目をつぶったナナちゃんを確認して、すぐに、唇をよせて、塞いだ。

柔けーーーー!

ふよふよ

って、

ぷるぷる

って!

気持ちいい!

オレは、何度も繰り返しキスをした。

優しく食べるみたいに、

唇をハムッとする。

何度も何度も。

右から。

左から。

正面から。

チュッ……

チュッ……

たまに音をわざとたててみる。

吐息が漏れる。

密着した唇がすごく心地良い!

柔らかい。

温かい。

とろけそうだ……。

オレは、ムラムラしてた。

よし!このまま、胸触っても良いかきいてみよう!

唇を離して、体も少し離した。

キス、気持ちよかったよ……

ナナちゃん!

オレの下半身、大暴走してるの、感じる?





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