ぜんぶ二人ではじめて
第19章 ちょっとだけ……
花火大会の会場に着いて、私たちは別々に行動することにした。
「露天がいっぱいある!」
ものすごくテンションがあがる!
クレープ!
わたあめ!
たこ焼き!
焼きそば!
等々。
どちらからともなく自然に手を繋ぐ。
それが、とても嬉しい。
今日はお祭りだから、みんなお洒落。ヤスくんが他の子を見てないか、心配になった。
ヤスくんとクレープのお店に並ぶ。
ヤスくんは、ずっと私の話を聞いて、優しく答えてくれてた。
ありがとう、ヤスくん。
大好きだよ、ヤスくん。
私の心配はヤスくんの態度一つで安心に変わる。
ヤスくんは甘いものが苦手そう。
なのに一緒に並んでくれた。
ヤスくんが焼きそばを買った。
並びたかったのに、すんなり買えて残念だった。
小さい頃によく遊びに来た、緑公園。
小さいけど、町で一番キレイな公園。
外灯が照らしてるベンチは一つしかない。
小さめのベンチ。
二人で座るとちょうど良い。
座って食べようとしたけど、
「デザートにすれば良かった」
と、思った。
メイン、そんなにいらないけど、何か食べてからクレープの方が美味しいのに。
「焼きそば、少し食べる?クレープ持ってようか?」
とヤスくんが言ってくれたので、私はお言葉に甘えようと思った。
!
そうだ!
食べさせてもらおう!
ヤスくんに甘えたくて、でも恥ずかしくて……
少し遠回しに
「ヤスくん……クレープ持ってるから食べられない。」
ヤスくん……
気がついて!
アーンて、ちょっと口を開けてアピールした。
「露天がいっぱいある!」
ものすごくテンションがあがる!
クレープ!
わたあめ!
たこ焼き!
焼きそば!
等々。
どちらからともなく自然に手を繋ぐ。
それが、とても嬉しい。
今日はお祭りだから、みんなお洒落。ヤスくんが他の子を見てないか、心配になった。
ヤスくんとクレープのお店に並ぶ。
ヤスくんは、ずっと私の話を聞いて、優しく答えてくれてた。
ありがとう、ヤスくん。
大好きだよ、ヤスくん。
私の心配はヤスくんの態度一つで安心に変わる。
ヤスくんは甘いものが苦手そう。
なのに一緒に並んでくれた。
ヤスくんが焼きそばを買った。
並びたかったのに、すんなり買えて残念だった。
小さい頃によく遊びに来た、緑公園。
小さいけど、町で一番キレイな公園。
外灯が照らしてるベンチは一つしかない。
小さめのベンチ。
二人で座るとちょうど良い。
座って食べようとしたけど、
「デザートにすれば良かった」
と、思った。
メイン、そんなにいらないけど、何か食べてからクレープの方が美味しいのに。
「焼きそば、少し食べる?クレープ持ってようか?」
とヤスくんが言ってくれたので、私はお言葉に甘えようと思った。
!
そうだ!
食べさせてもらおう!
ヤスくんに甘えたくて、でも恥ずかしくて……
少し遠回しに
「ヤスくん……クレープ持ってるから食べられない。」
ヤスくん……
気がついて!
アーンて、ちょっと口を開けてアピールした。