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ぜんぶ二人ではじめて

第20章 お泊まり会・2

ナナちゃんの部屋に行ったら、奥の3畳くらいのスペースに布団が敷いてあった。

同じ部屋で良いのか?

まぁ、俺も正直、疲れたし、早く風呂に入って寝たいから、悪さはする気ないけどさ。

それかアレだな。

信用ってやつだな。

試されてるのかもな。

ナナちゃん家、お金持ちだから、どこかに監視カメラとかあってもおかしくないしな。

まぁいいや。

ナナちゃんと彩月が先にお風呂に行った。

俺と昌樹はジュースを飲みながら二人で話してた。

「ねー、ヤスくん?」

「ん?」

「ナナちゃんの生乳、どうだったの?」

ゴホッ!

いきなりすぎて驚いてむせた。

「教えない。」

「なんで?」

「もったいないから。」

「ずる~い!」

「昌樹も彩月の触らせてもらえば良いだろ?」

「彩月、ほんと、最近触らせてくんないし、ヤらせてくんないんだよ。」

「ばーか。雰囲気で押すんだよ!」

「どうやって?」

「……抱きしめて。キスするじゃん?」

「うん!」

「深いキスして、一回、離れて、見つめて、もう一度、キスして……ナナちゃんがめっちゃエロく吐息漏らしたから、こりゃ感じてると思って、触っても良いかって聞いたんだよ。」

「えー?そしたら良いよって?ナナちゃんが!」

「まぁ、ね。」

「深いキスって、さっきも言ってたね。舌入れたの?」

「入れたよ。」

「想像つかん!エロいナナちゃん!」

「てかお前、ナナちゃん呼ばわりしてんなよ。」

「七海ちゃんなら良い?」

「まぁ。彩月と同じ呼び方なら良いけど。」

「でも、七海ちゃんの前だと呼べないかも。なんか、緊張して。」

「すんなよ(笑)。てか、さっきの話し、ナナちゃんには内緒だぞ?」

「了解!」

そんな会話をしていた。

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