ぜんぶ二人ではじめて
第22章 新しい景色
「ナナちゃんのケーバン、そういや知らないや。」
ヤスくんが呟いた。
「私もヤスくんのケーバン知らない。あとで番号伝えるね?」
毎日会えるからあんまり必要なかったけど、付き合ってるんだし!
「あぁ。」
「それより!お母さんの赤ちゃん、男女の双子だったんだって!」
「マジ?」
「うん。」
「そんなことあるんだね?」
「珍しいことなんじゃない?」
「可愛いだろうなー。」
「そうだね。」
ヤスくんが優しい眼差しで商品を見つめる。
なんだか大人になった気分になる。
こんなに赤ちゃんのグッズを選ぶのって楽しいんだね!
双子かー。
可愛い洋服とかいっぱい着せたいな!
私たちはたくさん買った。
大きな荷物は、じぃじの家に置いて行く予定なので、荷物を取りに来て!と、じぃじに電話をした。
3分後
「ナナー!久しぶりだね!」
と言って、じぃじが来てくれた。
「じぃじ!お久しぶり。」
「荷物はこれかい?」
「うん。」
じぃじがヤスくんに気がついた。
「あ!根岸泰宏です。初めまして。」
「ナナ!彼氏か?」
じぃじが驚いた表情で私を見た。
「う、うん。」
「ナナももう、高校生だもんなー。あ!ナナのじぃじです。市川守蔵と言います。大事な孫娘なので、大切にしてやってください。」
「は、はい!」
私たちはじぃじの家に向かった。
ちょっと、じぃじ、カッコいい!
なんて思いながら…
ヤスくんが呟いた。
「私もヤスくんのケーバン知らない。あとで番号伝えるね?」
毎日会えるからあんまり必要なかったけど、付き合ってるんだし!
「あぁ。」
「それより!お母さんの赤ちゃん、男女の双子だったんだって!」
「マジ?」
「うん。」
「そんなことあるんだね?」
「珍しいことなんじゃない?」
「可愛いだろうなー。」
「そうだね。」
ヤスくんが優しい眼差しで商品を見つめる。
なんだか大人になった気分になる。
こんなに赤ちゃんのグッズを選ぶのって楽しいんだね!
双子かー。
可愛い洋服とかいっぱい着せたいな!
私たちはたくさん買った。
大きな荷物は、じぃじの家に置いて行く予定なので、荷物を取りに来て!と、じぃじに電話をした。
3分後
「ナナー!久しぶりだね!」
と言って、じぃじが来てくれた。
「じぃじ!お久しぶり。」
「荷物はこれかい?」
「うん。」
じぃじがヤスくんに気がついた。
「あ!根岸泰宏です。初めまして。」
「ナナ!彼氏か?」
じぃじが驚いた表情で私を見た。
「う、うん。」
「ナナももう、高校生だもんなー。あ!ナナのじぃじです。市川守蔵と言います。大事な孫娘なので、大切にしてやってください。」
「は、はい!」
私たちはじぃじの家に向かった。
ちょっと、じぃじ、カッコいい!
なんて思いながら…