ぜんぶ二人ではじめて
第22章 新しい景色
クリニックに着いた。
「あら!ナナ!彼氏連れて来るなら言ってよね?」
ばぁばも驚いた表情で言った。
「ごめんなさい。」
「根岸泰宏です。初めまして。」
「市川万葉です。今日はお買い物、どうもありがとうねぇ。大変じゃなかった?」
「いえ!とても楽しかったです。」
「そう。良かった。どうぞ。上がって?」
「あ、いえ。荷物、運んでからにします。」
ヤスくんはベビーカーやら、チャイルドシートなど、大きな荷物をじぃじと運んでくれた。
「ありがとう、ヤスくん。お茶、はいったよ。」
私がお礼を言って、自宅兼クリニックの自宅の方に招いた。
「お邪魔します。」
「おぉ!キミが、ナナの彼氏かー!」
急におじさん(お父さんのお兄さん)が入ってきた。
「どうも。市川暁彦(あきひこ)です。」
ヤスくんは変なテンションのおじさんにも全く動じず、
「初めまして。根岸泰宏です。」
ときちんと挨拶をした。
「暁おじさん!診察は?いいの?」
私が邪魔者扱いする。
「彼氏見たかっただけだよ。もう行くよ。じゃ、ごゆっくり!」
おじさんは苦手。
何て言うかいつもテンションが違うからついていけない。
だから未だに独身なんだろうね。
「泰宏くん?」
ばぁばがゆったり、話し始める。
「はい?」
「貴方、ご兄弟はいらっしゃるの?」
「はい。妹が一人います。」
「そう。ご家族は何人家族?」
「父、母、祖父、祖母、曾祖母、自分と妹なので、七人家族です。」
「あら!大家族ね。ナナは、もうすぐお姉さんになるけど、今まで一人っ子だったから、世間知らずなところもまだまだあるし、心配が耐えないのよ。ほら、おっちょこちょいだから。クスッ。」
「ばぁば!」
「だから、貴方みたいなしっかりした人と巡りあって、お付き合い出来て、とても嬉しいわ。ナナ?」
「はい?」
「貴方、見る目あるわね!さすが、ばぁばの孫!こういう人となら絶対幸せになれるわよ!離しちゃだめよ?」
「もー。恥ずかしいよぉ。ばぁば。」
「いいじゃないの!青春ねぇ!ステキ!」
そんな話をして、私たちはまた電車に乗って、持てる荷物を持って、帰った。
「あら!ナナ!彼氏連れて来るなら言ってよね?」
ばぁばも驚いた表情で言った。
「ごめんなさい。」
「根岸泰宏です。初めまして。」
「市川万葉です。今日はお買い物、どうもありがとうねぇ。大変じゃなかった?」
「いえ!とても楽しかったです。」
「そう。良かった。どうぞ。上がって?」
「あ、いえ。荷物、運んでからにします。」
ヤスくんはベビーカーやら、チャイルドシートなど、大きな荷物をじぃじと運んでくれた。
「ありがとう、ヤスくん。お茶、はいったよ。」
私がお礼を言って、自宅兼クリニックの自宅の方に招いた。
「お邪魔します。」
「おぉ!キミが、ナナの彼氏かー!」
急におじさん(お父さんのお兄さん)が入ってきた。
「どうも。市川暁彦(あきひこ)です。」
ヤスくんは変なテンションのおじさんにも全く動じず、
「初めまして。根岸泰宏です。」
ときちんと挨拶をした。
「暁おじさん!診察は?いいの?」
私が邪魔者扱いする。
「彼氏見たかっただけだよ。もう行くよ。じゃ、ごゆっくり!」
おじさんは苦手。
何て言うかいつもテンションが違うからついていけない。
だから未だに独身なんだろうね。
「泰宏くん?」
ばぁばがゆったり、話し始める。
「はい?」
「貴方、ご兄弟はいらっしゃるの?」
「はい。妹が一人います。」
「そう。ご家族は何人家族?」
「父、母、祖父、祖母、曾祖母、自分と妹なので、七人家族です。」
「あら!大家族ね。ナナは、もうすぐお姉さんになるけど、今まで一人っ子だったから、世間知らずなところもまだまだあるし、心配が耐えないのよ。ほら、おっちょこちょいだから。クスッ。」
「ばぁば!」
「だから、貴方みたいなしっかりした人と巡りあって、お付き合い出来て、とても嬉しいわ。ナナ?」
「はい?」
「貴方、見る目あるわね!さすが、ばぁばの孫!こういう人となら絶対幸せになれるわよ!離しちゃだめよ?」
「もー。恥ずかしいよぉ。ばぁば。」
「いいじゃないの!青春ねぇ!ステキ!」
そんな話をして、私たちはまた電車に乗って、持てる荷物を持って、帰った。