ぜんぶ二人ではじめて
第25章 誕生
しばらく後ろから抱きしめてもらって、
心が温かくなった。
ヤスくんのこと、大好き!
ヤスくんとひとつになれて、ホントに嬉しい!
なんて考えてた。
プルルルルル!
プルルルルル!
「‘パパからです’」
電話が鳴った。
「やばっ!抜くよ?」
「うん。ゴメンね。」
ニュルッ…
「あっん……」
そう言って、深呼吸して、電話に出た。
「もしもし?お父さん。どうしたの?」
「七海!すみれが破水した!」
「えぇ?破水?」
「今、病院向かってる。」
「私も行きたい!」
「タクシーでヤスくんとおいで?」
「うん!」
そして、ヤスくんに、事情を話し、着替えて、タクシー……
と、思ったけど、じぃちゃんばぁちゃん運転できるし!
と、思って、連絡して、迎えに来てもらうことにした。
「あ!ナナちゃん、あれ!入院用のバッグ!いるんじゃない?」
ヤスくんが教えてくれた!
「そうだね!絶対いるよね!えっとぉ……あと必要な物は……」
落ち着かなくて……
どうしよー……
「途中で飲み物とか、飲むゼリーとか、買って行く?」
ヤスくんが冷静で居てくれるから安心だよ。
「うん。そうだね。」
ピンポーン……
「七海!着いたよ。泰宏くん。ありがとね。さぁ、二人とも行こう!」
ばぁちゃんが!
頼もしい!!!
心が温かくなった。
ヤスくんのこと、大好き!
ヤスくんとひとつになれて、ホントに嬉しい!
なんて考えてた。
プルルルルル!
プルルルルル!
「‘パパからです’」
電話が鳴った。
「やばっ!抜くよ?」
「うん。ゴメンね。」
ニュルッ…
「あっん……」
そう言って、深呼吸して、電話に出た。
「もしもし?お父さん。どうしたの?」
「七海!すみれが破水した!」
「えぇ?破水?」
「今、病院向かってる。」
「私も行きたい!」
「タクシーでヤスくんとおいで?」
「うん!」
そして、ヤスくんに、事情を話し、着替えて、タクシー……
と、思ったけど、じぃちゃんばぁちゃん運転できるし!
と、思って、連絡して、迎えに来てもらうことにした。
「あ!ナナちゃん、あれ!入院用のバッグ!いるんじゃない?」
ヤスくんが教えてくれた!
「そうだね!絶対いるよね!えっとぉ……あと必要な物は……」
落ち着かなくて……
どうしよー……
「途中で飲み物とか、飲むゼリーとか、買って行く?」
ヤスくんが冷静で居てくれるから安心だよ。
「うん。そうだね。」
ピンポーン……
「七海!着いたよ。泰宏くん。ありがとね。さぁ、二人とも行こう!」
ばぁちゃんが!
頼もしい!!!