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ぜんぶ二人ではじめて

第26章 溢れる毎日

「俺もだよ、ナナちゃん。」

「ヤスくん……。いっぱい、優しくしてくれて、ありがとね。」

「そんなの、当たり前だよ。」

「ヤスくんは……その……エッチ、どうだったの?」

ナナちゃんがまた、恥ずかしそうに聞く。

「どうって……そりゃ、嬉しかったし、すんげぇ、気持ち良かったよ!だからまた気持ち良くなりたい。」

そんな答えで良いのか分からないけど、

素直な気持ちを伝えた。

「そっか。まだ……やっぱり恥ずかしいな。」

ナナちゃんの体を見つめる俺に伝える。

視線が恥ずかしさに拍車をかけるのかな?

「俺も、恥ずかしいよ。ナナちゃんは?エッチ、どうだったの?」

「え?私は……えっと……びっくりした。」

「何が?」

「んーっと……初めは痛かったんだけど、……その……少しずつ気持ち良くなって……」

恥じらうナナちゃんが可愛い。

「イッちゃったから?」

俺がクスッと笑いながら言うと、

「もぉ……イジワル。」

そう言って、視線を反らした。

「ごめん。可愛いよ。ナナちゃん……俺、ナナちゃんのことが大好きだ。だから、抱きたい!何度でも…」

ナナちゃんを見つめながら言う。

「うん……」

ナナちゃんが視線を反らしながら、

恥ずかしそうに、

真っ赤な顔で頷いた。

「俺、一つ、忘れたことがあってさ。」

そう。重大なこと。

「ん?」

「昨夜、痴漢にあったじゃん?触られたところ、消毒してなかったからさ。……たくさん、触らせて?」

それはすごく悔しくて……

「う、うん。」

ナナちゃんの答えを確認してすぐ……

「触られたところ、ここ?」

そう言って、お尻に触れた。

「う、うん。」

「怖かった?」

「うん。」

「ごめんな。」

「ううん。ヤスくんがいてくれたから、すぐに気がついてくれたから、あんまり触られなかったよ。」

あんまり触られなかったのか。

「そっか。ん、じゃ、消毒、軽くして、あとは、気持ち良くなろう?」

「あ。う、うん。」

「なに?いっぱい、消毒する?」

「どうするの?」

「ん?こうする!」

そう言って俺は、そのままナナちゃんの足の方に潜った。

そしてナナちゃんが触られたところを舐めた。

「あん!」

まだパンツは履いている。







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