ぜんぶ二人ではじめて
第26章 溢れる毎日
side 泰宏
ハァハァ……
肩で息をする、俺たち。
ナナちゃん、可愛かったな。
すげぇ……溢れてきて、びっくりした。
乱れる姿も、
感じる顔も、
イキ顔も、
ものすごくそそられた。
幸せだなー……
ドキドキしっぱなしだけど……
俺は処理をしながら、幸福感でいっぱいだった。
ふと見ると、ナナちゃんが倒れたままだった。
「ナナちゃん、大丈夫?」
「……」
体を隠す素振りもなく、頷くだけ。
「どうしたの?」
顔をのぞきこむと、
「気持ち良すぎて……力が入んないの。」
小さな声で答えた。
それがめちゃくちゃ可愛くて、
「じゃぁ、俺が支度を手伝うよ。」
なんて気持ちにさせてくれた。
「いいよぉ。恥ずかしいし。もう少し待てば戻るかな……」
と、答えたが、時計を見ると9時過ぎていた。
「でも、ナナちゃん、時間ないよ?」
これから朝ごはん食べて、出かける準備してたら、ナナちゃんのお母さんとこ行くの、遅くなっちゃう。
「ほんとだぁ……」
俺はナナちゃんに毛布をかけて、
脱ぎ捨てた下着を拾って、
さっと服に着替えた。
それでもナナちゃんはまだベッドだ。
「ナナちゃん、動ける?」
「うーん。何とか……大丈夫そう。毛布、ありがと。」
そう言って毛布にくるまったままウォークインクローゼットまで行った。
ハァハァ……
肩で息をする、俺たち。
ナナちゃん、可愛かったな。
すげぇ……溢れてきて、びっくりした。
乱れる姿も、
感じる顔も、
イキ顔も、
ものすごくそそられた。
幸せだなー……
ドキドキしっぱなしだけど……
俺は処理をしながら、幸福感でいっぱいだった。
ふと見ると、ナナちゃんが倒れたままだった。
「ナナちゃん、大丈夫?」
「……」
体を隠す素振りもなく、頷くだけ。
「どうしたの?」
顔をのぞきこむと、
「気持ち良すぎて……力が入んないの。」
小さな声で答えた。
それがめちゃくちゃ可愛くて、
「じゃぁ、俺が支度を手伝うよ。」
なんて気持ちにさせてくれた。
「いいよぉ。恥ずかしいし。もう少し待てば戻るかな……」
と、答えたが、時計を見ると9時過ぎていた。
「でも、ナナちゃん、時間ないよ?」
これから朝ごはん食べて、出かける準備してたら、ナナちゃんのお母さんとこ行くの、遅くなっちゃう。
「ほんとだぁ……」
俺はナナちゃんに毛布をかけて、
脱ぎ捨てた下着を拾って、
さっと服に着替えた。
それでもナナちゃんはまだベッドだ。
「ナナちゃん、動ける?」
「うーん。何とか……大丈夫そう。毛布、ありがと。」
そう言って毛布にくるまったままウォークインクローゼットまで行った。