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ぜんぶ二人ではじめて

第28章 思う存分

side 泰宏

ナナちゃんとこの一週間、毎日、ナナちゃんのお母さんのお見舞いに病院に行ってた。

美空ちゃんと陸翔くんのオムツ交換からミルクの作り方まで、もう完璧!

毎日毎日、ナナちゃんと一緒に過ごす時間が長かった。

オレとしては、別れ際にキスとか!

あ。家の鍵は無事に直りました。

キスとか!

キスとか!

って、思って、

「ナナちゃん……キスしよ?」

と、誘うと、

めちゃくちゃ可愛い顔して、

「キスすると、エッチしちゃうからダメぇ。」

そう言って、キスもなし!

まぁ、生理もあったみたいなんだが。

それはそれで、どうにかなるもんじゃ……なんて言ったら、

「生理の時に求めてきたら、ヤスくんのこと嫌いになる!」

なんて言われて……

子どもみたいなこと言うんだなー……なんて思いながらも、嫌われたくない!って思って、了承した。

だけどさ!もう、一週間だよ?

いい加減、おかしくなりそうだよ。

さっき、生理終わった?って聞いたら、すっげぇ照れて、聞かないでよぉ!って言ってきたからほぼ100%、終わったな!って感じた。

もう、ナナちゃんをその気にさせるしかないな。

毎日、可愛いナナちゃんの笑顔と仕草を見て、帰って寝る時に、思い出す。

まぁ、それをオカズにして右手でオナルが……

終わったあとが、虚しいんだ……

明日はナナちゃんのお母さんが退院する日だ。

みんなでお祝いパーティーするって言うので、オレもご相伴にあずかり、みんなが到着するまでにナナちゃんとパーティーの準備をして待つってことに……

オレはその準備をてきぱき終わらせて、時間を作り、その時間でナナちゃんとセックスできれば!と、考えていた。

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