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ぜんぶ二人ではじめて

第28章 思う存分

side 泰宏

ナナちゃんをお姫様抱っこして、階段を上る。

カチャッ!

ナナちゃんの部屋のドアを開けて、ベッドにそのままナナちゃんを置き、オレはナナちゃんの上に乗った。

「ヤスくん……」

「生理、終わったんでしょ?」

「う、うん……」

「もう、我慢しなくても良い?」

オレはナナちゃんを至近距離で見つめた。

「う、ん。」

ナナちゃんが照れながら答えた。

そのままナナちゃんのぷるぷるの唇に口付けをした。

チュッ……

チュッ……

リップ音を鳴らして、唇に舌を捻り込ませる。

一週間ぶりのキス!

深い深いキス。

「んっ……はぁ……」

漏れる吐息が、やらしさを増強させる。

ぬちゅ……

むちゅ……

リップ音が鳴る。

オレのモノはもうすでにビンッビン!

ナナちゃん……

欲望のままに抱いたら嫌われるか?

受け入れてくれるか?

何度目かのリップ音が漏れた時、

「激し……んっ!……はぁ……ん……」

ナナちゃんが吐息混じりで言った。

一度唇を放して、

「激しいの、キライ?」

聞いてみた。

「ううん。……もっと……して……」

潤んだ瞳で頬を紅潮させて求めた。

もう、無我夢中で、ナナちゃんに激しく迫る。

キスしてる間にオレは自分の服を脱いで、

ナナちゃんの服も脱がせて、

二人とも下着姿になった。

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