ぜんぶ二人ではじめて
第29章 愛をあげよう
side 泰宏
お互いの想いが溢れた。
晃くんのことよりも好きになったっていう結果がすごく嬉しかった。
朝から激しく求めて、絡み合って、すっげぇ嬉しかった。
不安な気持ちなんて一つもない。
こんなにキレイな彼女を誰にも渡したくない!
そんな想いが日毎に募っていった。
「ナナちゃんは学園卒業したら、何かしたいこと、決めてるの?」
ナナちゃんの胸から顔を離して、しっかり見つめて伝える。
「ううん。学園にいる間にとれる資格は取ろうと思ってるけど……。卒業しても、ヤスくんといたい。」
照れながら答えたナナちゃんの瞳が俺から外れないことを確認して、
「ナナちゃん……俺も、資格は取ろうと思ってるけど、卒業したら、俺、実家の跡を継ぎたいと思ってる。農家だし、苦労させると思う。実家から出た方が良いのかもしれない。でも、農家やるなら早い方が良いってじいちゃんが言ってたんだ。だから、卒業しても、今と気持ちが変わらなかったら、俺に着いてきてもらえないかな?」
すげー、緊張する!
バクバクいってる。
「ヤスくん……それって……」
瞳を潤ませて、唇を震わせて、声を出すナナちゃん。
俺は改めて、緊張が高まるのを感じて、
「卒業しても、今と同じ気持ちだったら、俺と結婚してほしい。」
そう伝えた。
「……ヤスくん……嬉しい!……」
涙目になりながら、
「はい。喜んで。」
そう、答えた。
ナナちゃんへの気持ちは絶対だ。
「また、二年後、プロポーズさせてね。」
「うん。」
俺たちはそう話したあと、しっかり抱き合った。
お互いの想いが溢れた。
晃くんのことよりも好きになったっていう結果がすごく嬉しかった。
朝から激しく求めて、絡み合って、すっげぇ嬉しかった。
不安な気持ちなんて一つもない。
こんなにキレイな彼女を誰にも渡したくない!
そんな想いが日毎に募っていった。
「ナナちゃんは学園卒業したら、何かしたいこと、決めてるの?」
ナナちゃんの胸から顔を離して、しっかり見つめて伝える。
「ううん。学園にいる間にとれる資格は取ろうと思ってるけど……。卒業しても、ヤスくんといたい。」
照れながら答えたナナちゃんの瞳が俺から外れないことを確認して、
「ナナちゃん……俺も、資格は取ろうと思ってるけど、卒業したら、俺、実家の跡を継ぎたいと思ってる。農家だし、苦労させると思う。実家から出た方が良いのかもしれない。でも、農家やるなら早い方が良いってじいちゃんが言ってたんだ。だから、卒業しても、今と気持ちが変わらなかったら、俺に着いてきてもらえないかな?」
すげー、緊張する!
バクバクいってる。
「ヤスくん……それって……」
瞳を潤ませて、唇を震わせて、声を出すナナちゃん。
俺は改めて、緊張が高まるのを感じて、
「卒業しても、今と同じ気持ちだったら、俺と結婚してほしい。」
そう伝えた。
「……ヤスくん……嬉しい!……」
涙目になりながら、
「はい。喜んで。」
そう、答えた。
ナナちゃんへの気持ちは絶対だ。
「また、二年後、プロポーズさせてね。」
「うん。」
俺たちはそう話したあと、しっかり抱き合った。