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ぜんぶ二人ではじめて

第33章 プレゼント

side 七海

もらってばかりで……

もちろん嬉しいんだけど、何かできないかなって。

前に彩月ちゃんと、彼氏を喜ばせるには?っていうサイトを開いて、一緒に見たことがあって、

3位 セクシー下着をつけてほしい
2位 彼女から迫ってほしい
1位 フェラ 飲み込んでほしい

とあった。

セクシー下着って……何かよく分からないから、ヤスくんの誕生日までにどうにかしようかなと。

私から迫るのも、フェラして飲み込むのも、本当はすごくすごくドキドキだけど、ヤスくんが喜んでくれるなら、頑張ろうと思って……

ヤスくんは、私の笑顔に弱いのかな?

密着+笑顔もしくは恥じらい=勃起

という式が成り立つ。笑

今日のパンツはデニムだけど、生地が柔らかいから、勃ったらすぐ分かる。

ジーーッてチャック開けて、ボタン外して、ベルト外したら、苦しそうなヤスくんの息子くんが立派に反り返って出てきた!

指輪の内側に彫ってある文字……

私じゃそんな言葉は思い浮かばないよ。

今もこれからも愛してる……

なんて、心を射たれる言葉なんだろう。

大好きよりも、愛してるよりも、もっと大きな愛を感じるよ。

フェラをしてたらヤスくんが、小さな声で喘ぐから、思わず、

「気持ち良い?」

って、聞いてみた。その時に目が合ってしまって、音まで鳴ってしまって、恥ずかしかった。

でも音や視線は、気分が盛り上がるみたいで、ヤスくんの息子くんからはネバネバがたくさん出てきて、先っちょが膨張してきたから、もしかして、イキそうなのかな?って。

どうしても見上げるから上目遣いになっちゃうけど、

「このまま出して。」

なんて誘導しちゃって、

ドピューーッてたくさん出てきた!

初めて、口に含んだけど、苦いような、不思議な味で、……別に飲めなくはないかな?くらいにしか思わなかった。

飲んだらヤスくん、嬉しそうだし。

良かった!

うがいだけさせてもらったけど、キスするの、抵抗あるかと思って……

ヤスくんの前に立て膝ついて、チュッ……て三回……

ヤスくんは照れると可愛い!

でもあんまり構ってると、

「ナナちゃん……」

あ、この眼……好き!

ドキドキする!

潤んでて、だけど、しっかり私を見つめてくれて……

「濡れてる?」

抱き合いながら、聞いてくる。

「……(コクン)」

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