テキストサイズ

ぜんぶ二人ではじめて

第39章 解禁日

side 泰宏

せっかくめちゃくちゃ優しく抱こうと思ってたのに……

あんな大胆なこと言うなんて……

どうする?

すげぇ嬉しいけど……

ずっと元気な息子を黙らせたいけど……

俺はナナちゃんに確認した。

「じゃぁ、めちゃくちゃにして良い?」

とも聞いた。

照れまくって、ドキンドキン言ってて、めちゃくちゃかわいい。

ずっとくっついていたいのか。

そぅか。

すげぇ嬉しい!!!

風呂場では、とりあえずキスだけにしとこう。

どこまで我慢できるか分からないが。

「ナナちゃん……こっち向いて?」

そっと、腕を緩める。

「ん……。」

うつむいたまま態勢を変える。

向かい合った態勢になる。

「ナナちゃん……」

「……ヤスくん……」

視界の下の方に、ナナちゃんのおっぱいが見える。

「キス……しよう。」

そう誘った。

「うん……」

目をつぶった、ナナちゃんに近づく。

唇に優しいキス……

角度を変えて何度も、優しいキス。

ナナちゃんが、リップ音を立てた!

ヤバい……このまま入れたい……

でも、もっとじっくりしたい……

俺は葛藤してた。

ずっとくっついていたい……か。

よし!

「ナナちゃん……体拭いたら、新しいバスタオルにくるまってて?」

「え?」

「もう……限界。そのまま部屋行こう?」

「あ……うん……」

俺はサッと体を拭いた。

ナナちゃんがバスタオルにくるまった。

ビンビンに反り返った俺の息子を一瞬見て、目を背けた。

裸のまま、俺はバスタオルを首からかけて、ナナちゃんをお姫様抱っこして、俺の部屋に運んだ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ