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ぜんぶ二人ではじめて

第45章 長い夜

side 竜一

人命救助じゃねーよ!キスだよ!キス!邪な考えが浮かんでたよ。あぶねー!

七海は気付いてなかったから良かったけど、勃ったわ。キスだけで。

思い出したらまた勃ってきた…

このままだと勢いに任せてヤッちゃいそう…

一回抜いておくかな。

さすがに一回抜いておけば少しは違うだろ。

唇、柔らかくて可愛くて…

本当は胸とか揉んだりしたかった!

七海のエロい声、聴きたいなぁ。

七海は俺を選んでくれた!その事実が素直に嬉しい!

くっつくだけだって勃つんだしな。それにしても可愛かったなー…

『竜くん…抱きしめて?』

積極的な七海。最高!

あー…イク…。

「ふぅ〜…」

さて…出るか!

さっさと着替えた。

脱衣所に脱いだ服を持とうとしたら、七海の用意されてた部屋着が…その上に下着…は、すげぇそそられるけど……そのままにして、部屋に行った。

「七海、風呂、サンキュー。」

そう言って七海のベッドを覗いてみた。

「スー…スー…」

寝てる!あー…寝顔、めちゃくちゃ可愛い!

ん?汗かいてるじゃん。

俺は足の方の布団を捲った。

足…キレイだなー…。

タオルで額の汗を拭いてやった。

俺も実は暑い。

俺はすごく暑がりで、風呂上がりは夏冬問わず上半身裸!じゃないと汗だくになる。

七海寝てるし、上、脱いで良いよな。

そう思って、脱いだ。トランクス一枚の状態だ。

七海が飲んでたと思われる水をコップに移して飲んだ。

中学生みたいだけど、間接キスでもドキドキする。

俺は童貞だからな。

未知の世界を知りたい…

うまく抱けるか心配だけど…

親衛隊で作った、バーチャルな世界。アレで何度も七海を抱いてる。まぁ、実世界は別だろうけどさ。

パサッ…

七海が腕を出して布団を捲った。

ん?肩、出てる…肌…

裸?

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