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ぜんぶ二人ではじめて

第45章 長い夜

side 七海

腕枕してくれてる、竜くん…

触れ合った脚と脚…

ドキドキする!

瞳を絡ませるから、恥ずかしくて瞬きをする。

「七海…」

ドキンッ!

心地いい低さの竜くんの声が全身に響く。

「可愛いよ、七海…」

何度も可愛いって言ってくれる。

手で髪を耳にかけて、頬に触れる。

「七海、すごく嬉しいよ。七海……好きだよ。」

何度目の告白だろう。何度聞いても嬉しい。

「竜くんが…私を想ってくれてるの、大切だよって溢れてる想いがとても嬉しい。ありがとう。とっても大好き。」

竜くんに伝えたいことを言った。

「七海のこと、大切にしたい。…でも、可愛すぎて、すげぇ緊張してる。優しくしたいけど…」

「…平気…。どんな竜くんでも受け入れるよ。」

そう言って抱きついた。

少し体を離すと、竜くんが見つめた。

そっと目を閉じる。

チュッ…

唇に触れた、優しいキス。

ドキドキ…ドキドキ…

「…七海…気持ちいい。」

そう言って瞳をまた絡ませる。

「うん…竜くん…気持ちいい…」

「真っ赤な七海、すげぇ可愛い。」

そう言って顔を近づける。

また瞳を閉じて…

チュッ…チュッ…

何度も優しいキスをくれる。

ハムッ…

唇に降り注ぐ、そのキスは激しさを増す。

チュッ…

頬に、瞼に、耳に…

「可愛いよ、七海…」

囁く声が響く。

「竜くん…。んっ…」

竜くんが体を密着させてきた!

もう既にビンビンに勃ってるのがわかった。

ジュワーーッ

私のアソコも反応してく。

ネチョッ…

ねじ込んで入ってきた、竜くんの舌…

厚くて大きくて、蕩けそう…な激しいキス…

口の中全部、味わわれて、本当にポーッとしてきた。

「んっ…」

吐息が漏れる。

「はぁ…んっ…」

フワッ…と、竜くんの右手が左胸を揉んだ!

「んっ…!あっ!…ん…」

「…柔らかい…七海…。」

その声にドキドキしながら目を開ける…

竜くんが夢中になってる瞳だった。

少し怖いくらい…の。だけど、その反面、嬉しくて…私も夢中になっていった。

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