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ぜんぶ二人ではじめて

第47章 完全看護

内風呂も少しは広い。

よく昔、父さんと母さんと4人で入ったなー…



4人?

なんで、4人て思った?

変なの。

3人だよね?変なの。

ゴシゴシ!ジャーッ…

ピカピカになったかな?

湯船にお湯をはる。

リビングへ行くと、竜くんが陸翔のオムツ交換をしていた!

「七海、オムツ開けたらおしっこされたぁ…」

そう言って、困った顔してる、竜くん。

可愛い!

「あーあ。ゴメンね。いっぱい出ちゃった?」

「すぐオムツ被せたから量は分かんないけど…陸翔の服と俺の服にかかった…あと、バスタオル。」

「竜くん、どこにかかっちゃったの?」

「シャツ!脱げば大丈夫!」

「分かった。じゃあ、陸翔の服持ってくるから、オムツ替えてて?そしたら代わるね。」

「了解!」

陸翔の肌着と服を持って戻る。

「竜くん、代わるよ。」

「サンキュー。オムツだけ替えたよ。」

「ありがとう。陸翔ー、お着替えしようね。」

話しかけながら着替えさせる。

陸翔がキャッキャッて言ってる!

「可愛い!陸翔ー!」

着替え終わって、陸翔のお腹に私の顔を付けて、そのまま左右に振る。

「キャッキャッキャッキャッ!」

「陸翔ー!」

熱、下がってきたかな?

元気いっぱいになってきた気がする。

もともとそんなにグッタリしてたわけじゃないからあんまり変わらないかな?

赤ちゃんて、難しいなぁ。

「七海、お着替え終わった?」

「うん!竜くんは?」

そう問いかけながら振り向くと、裸!

「ちょっ!なんで?裸?」

思いっきり赤面!

「え?あー、暑いし。もうすぐ風呂沸くみたいだし。脱いで待ってて、陸翔くんお風呂に入れてあげようかなーって。」

「そう。ありがと!」

恥ずかしい!直視不可能!

「昨夜、あんなに激しく絡み合ったのに、恥ずかしいの?」

「なっ!絡み…恥ずかしいよ!」

だって竜くん、ものすごく引き締まってて、カッコいいんだもん!

「慣れない?」

「慣れ…ない…」

「そっかあ。」

何か言われる前に、話題を!

「竜くん、赤ちゃんお風呂入れられる?」

「甥っ子姪っ子入れたことあるから、大丈夫だよ。」

♫♫♩〜

「あ!お風呂、沸いた!」

「じゃあ、先に脱いで入ってるよ?」

「分かった。脱がしたら連れてくね?」

「うん!」

あー、ドキドキする!

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