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ぜんぶ二人ではじめて

第47章 完全看護

「幸せ…」

竜くんが呟く。

温かい気持ちになりながら、濡れてきた事実がバレないことを願う。

頭を竜くんが少し動かして、

「七海…ありがとう…すっごく幸せ!」

そんな言葉が、ドキドキさせる。

「良かった。」

そう答えるので精一杯…

竜くんの頭を撫でる。

近くに寝てる陸翔に目を向けて気にする。

スヤスヤ寝てる。

「七海…何考えてるの?」

「えっ!?」

エッチなこと…とは言えない…

「当ててあげる。」

「いい!当てないで?!」

「なんで?当てられたら困るの?」

困る!

「う、ううん。そーゆーんじゃ…なくて。竜くんは?何考えてたの?」

逃げる!

「俺?俺はねー……陸翔くん、起きるかなぁ?って…」

「夜中?」

「うん。今も…小一時間…いや、あと二時間くらい…」

「…夜中一回か二回は起きるよ。…さっき寝たばかりだから、あと四時間くらいは…起きないんじゃないかな。」

竜くんの確認事項は、もしかしたら、私と同じことを考えてるから?

「そっか。七海は?何考えてたの?」

「…竜くんと…同じこと…だよ。陸翔、起きないかなって…」

「ふーん。何で?」

え?!イジワルだなー。

下を向いて竜くんを見たけど、胸で見えない…。

どんな顔して言ってるんだろ?

「な、なんと…なく。…竜くんは…何で?」

私は今、顔、真っ赤だろうな…。

ドキドキ…ドキドキ…

「俺ー?」

子どもがイヤイヤって頭を振るみたいに、膝枕でそれをやる。

「ん!…もぉ!動かないで!」

やだ…くすぐったいけど、気持ちいい…

余計濡れちゃうよぉ。

「俺はねー…」

まだ続けて頭を振る。

そして、お腹側を向いた!やだ。濡れてるの分かっちゃう?!

その拍子にロンTが少し捲れて、太ももが剥き出しになった!

「やだ…んっ!もぉ、動かないで…」

「七海とまたセックスしたいなぁ…って…考えてた。」

素直に白状する、竜くん。

わりとダボってしてるロンTをさらに捲って、小顔の竜くんがロンTの中に頭を突っ込んできた!

「やん!竜くんっ!」

そして、ノーブラだったからロンT捲れば裸の乳房に吸いついた!

チュパッ…チュパッ…

「あっ…竜…くんっ!…んっ!あっ…」

小さく喘ぐ…

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