
憧れの二人は女王様と召使い?
第4章 告白
「うぐ……お腹きっつ…」
「ごめんね?でも美味しかったー!」
注文したものは全て二人で別けて食べた
もう夜ご飯並みなんだけど…
今日はもう食えねぇな
「んじゃそろそろお会計しよっか
あとは帰るだけ!」
私達は席をたちレジに向かった
「お会計2580円になります」
財布の中身を見ると千円札は1枚しか入っていなかった
仕方なく5000円札を出そうとしたとき
横からお金が出てきた
「え?」
「俺が食べたいもの付き合わせたし、ここは男が出すのが当たり前かなって…」
慧人は少し照れたように笑いながらそう言った
店員は迷わず慧人のお金で会計をした
「ありがとうございましたー」
